トライク(3輪バイク)はヘルメットが必要なのか
結論から言うとトライクはヘルメットの着用義務が無いです。しかし、安全面を考えると着用した方が良いという意見もあります。バイクとは違って転倒する可能性が低く、3輪で支えているので安全性は高いですが、衝突時に放り出される危険性はあるので、より安全に走行するのであればヘルメットは着用した方がよいでしょう。見た目が格好悪いから着用したくないという人も多いと思いますが、今はデザイン性が高くてお洒落なヘルメットも増えているので、昔よりも選択肢は広がっています。ヘルメットをかぶらないほうが爽快感があって気持ちよいですが、安全第一という考えの方はかぶることをお勧めします。今現在はトライクに乗るときにヘルメットの着用義務は無いですが、今後はどうなっていくかはわかりません。トライクもヘルメットをかぶったほうが良いという意見も多く、事故によって死亡する人が多くなればヘルメットの着用は義務化されることも考えられます。一般道を走行するのであれば、一番大事なのは安全であることで、自分だけではなく周りにも気を使う必要があります。トライク専用の道路などがあれば話は別ですが、車と同じところを走るのであれば、ヘルメットは必要かもしれません。
二人乗りについて解説
二人乗りのルールに関してはバイクと同じと考えればわかりやすいです。50cc以下の原付では2人乗りは禁止なので、その点は理解しておきましょう。トライクはバイクよりもどっしりとしていて、安定感もあるので2人乗りは簡単です。バイクであれば2人乗りをするとバランスを取りにくくなりますが、トライクはその心配がないです。トライクの場合でもサイドカーを付けることができますが、サイドカーを2輪車として登録していると、サイドカーに乗る人はヘルメットを着用しなければいけないです。このあたりはルールが複雑なので、しっかりと調べておかないと思わぬトラブルに巻き込まれることもあるので要注意です。自動車を運転していると、前を走っている自動車が踏んだ小石が飛び石となって向かってくることがあります。これはバイクやトライクでも同じことが起きます。自動車であればフロントバンパーやフロントガラスに飛び石がぶつかりますが、バイクやトライクの場合は顔や体に直接ぶつかることがあります。スピードが遅ければ問題ないですが、スピードが出ている状況で飛び石が飛んでくると怪我をする可能性も高くなるので、ヘルメットをかぶったほうが安全です。